最終戦の鈴鹿は今シーズン悲願の初優勝!
そして2026年度念願のシリーズチャンピオン獲得!
2026 MFJ全日本ロードレース選手権シリーズ 第7戦
2026 58th MFJ GRAND PRIX in SUZUKAレースレポート!
2026 58th MFJ GRAND PRIX in SUZUKAレースレポート!
開催日:2026年10月24日(土)~25日(日)
開催場所:三重県・鈴鹿サーキット(1周=5.821km)
■10月24日(土)予選
天候:雨
路面状況:ウエット
予選:3位
■10月25日(日)決勝
天候:雨
路面状況:ウエット
決勝:1位 2026年シリーズチャンピオン
2026 MFJ全日本ロードレース選手権シリーズ 第7戦 鈴鹿ラウンド
2026 MFJ全日本ロードレース選手権シリーズ 第7戦 鈴鹿ラウンド
最終戦を迎えた全日本ロードレース選手権は、三重県の鈴鹿サーキットで開催された。
TOHO Racingとして、オーナーが変わって2年目となる今年は、なんとしてもシリーズチャンピオンを獲得したい一年となっていた。
しかし、エースライダーの國峰啄磨は、ここまで全レースで2位。
ランキングトップの羽田太河選手とは13ポイント差でランキング2位となっていた。

最終戦の鈴鹿では、優勝することだけを考えてレースウイークに臨んでいた國峰。
今回、事前テストはなく、木曜日に特別スポーツ走行が設けられたため、通常より1日長いレースウイークとなっていた。
木曜日と金曜日はドライコンディションとなり、國峰は順調にタイムを伸ばしていた。
土曜日と日曜日は雨予報となっていたため、雨も想定しながらセットアップを進めていた。
土曜日の予選は予報通りの雨となり、ウエットコンディションの中、転倒に注意しながらタイムを詰めていく。
國峰は無理をせず、3番手までポジションを上げて予選を終えた。
そして、運命の決勝日を迎える。
予報通りの雨となる中、タイムスケジュールに変更があり、ST1000クラスは2周減算され、10周で決勝が行われた。
國峰は苦手としているスタートをきっちりと決め、1コーナーを2番手で通過する。
予選10番手からスタートした羽田選手も、1コーナーで4番手まで順位を上げていた。
1周目、オープニングラップをトップで戻ってきた國峰。
しかし、そのすぐ後ろにはライバルの羽田選手が迫っていた。
逃げる國峰、追う羽田選手。
今年何度も見てきた、この2人の一騎打ちが再び始まろうとしていた。
トップを走る國峰は、路面コンディションを慎重に確認しながらレースを引っ張っていく。
迎えた5周目、羽田選手が國峰に追いつき、シケインの進入でインを刺され、國峰は2番手に後退する。
しかし、ここから國峰は離されることなく、羽田選手の後ろにつけてチャンスをうかがっていた。
7周目に入り、S字で羽田選手がまさかのハイサイドを起こして転倒。
そのままリタイアとなり、國峰はトップに立つ。
残り3周。
チームスタッフもファンも、祈るような思いで國峰を見守る。
今シーズン、全レースで2位だった國峰。
「2位コレクター」とまで言われた國峰だったが、最後の3周を丁寧に走り切り、悲願の初優勝!
そして2026年度、大逆転で念願のシリーズチャンピオンを獲得した。
國峰にとっても初のシリーズチャンピオンとなり、新体制となったTOHO Racingにとっても、最高に嬉しい結果となった。
ウイニングランでは涙が止まらない國峰が、チャンピオンフラッグを高々と掲げ、ファンに手を振っていた。
他のライダーからも祝福を受け、雨の中、応援に駆けつけてくれたたくさんのファンも、涙を流しながら手を振っていた。
TOHO Racingのスタッフ、関係者、スポンサーの皆様、そして最後まで國峰を信じて応援してくださったファンの皆様、本当にありがとうございました。
そして、初のシリーズチャンピオンに輝いた國峰啄磨選手、本当に本当におめでとうございます!
最後の最後まで腐らず、諦めず、努力し続けた國峰啄磨選手に、最大のエールと称賛を送りたい。
國峰啄磨コメント
最終戦の鈴鹿は、シリーズチャンピオンを獲得するために、何としても優勝しなければならないレースでした。
ここまでの5レースはすべて2位。
速さがありながらも勝ち切れない悔しさを抱えてきましたが、最後まで諦めずに戦ってきた自分とチームを信じて、優勝だけを目指して臨みました。
決勝では羽田選手が前に出てきましたが、ポイント差を考えれば、無理に勝負をする必要はなかったと思います。
それでも羽田選手は勝利にこだわり、真っ向から勝負してきてくれました。
僕もその気持ちに応えたいという思いがあり、最後まで勝つことだけを考えて走りました。
互いに勝利を譲らず、最後まで本気でぶつかり合えたことをうれしく思います。
レース中に羽田選手が転倒し、再びトップに立ったときは、何としても勝たなければならないと思いました。
目の前での転倒に一度はペースを乱しましたが、気持ちを立て直してトップでチェッカーを受け、初めてシリーズチャンピオンを獲得することができました。
5レース連続で2位という悔しい時間があったからこそ、最後に勝ってタイトルをつかめたことは、自分にとって大きな意味があります。
新体制となって2年目のシーズンに、TOHO Racingの一員としてシリーズチャンピオンを獲得できたことを本当にうれしく思います。
チームを引き継ぎ、レース活動を続けてくださった村上代表をはじめ、シーズンを通して支えてくれたチームスタッフ、スポンサーの皆様、そして最後まで信じて応援してくださったファンの皆様に、心から感謝しています。
皆様とともに戦い、最後にチャンピオンという結果をつかめたことを誇りに思います。
一年間、本当にたくさんの応援をありがとうございました。
対談動画
是非ご覧ください。
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