トップを独走するも悔しいDNF
2025 MFJ 全日本ロードレース選手権シリーズ 第7戦
第57回 MFJグランプリ スーパーバイクレース in 鈴鹿レースレポート
第57回 MFJグランプリ スーパーバイクレース in 鈴鹿レースレポート
開催日:2025年10月25日~26日
開催場所:鈴鹿サーキット・三重県(1周=5.821km)
■10月25日(土)予選
天候:曇り
路面状況:ドライ
気温:20℃ 路面温度:21℃
予選1位(2'08.062)
■10月26日(日)決勝
天候:雨
路面状況:ウエット
気温:22℃ 路面温度:21℃
決勝レース DNF
予選をポールポジションからスタートし快調にトップを走行していたが・・・

今大会はMFJ全日本ロードレース選手権の第7戦(最終戦)であり、TOHO Racingが年間エントリーしているST1000クラスは、年間5大会・全6レースで構成されており、今大会はその最終戦となる第6レースにあたります。
■10月23日(木)~24日(金) フリー走行(ドライ)
10月23~24日の2日間、ST1000クラスは午前と午後にそれぞれ1回ずつ、計4回のフリー走行が行われました。
ST1000の國峰選手は、1回目に2’10.658で8位、2回目は2’09.818で8位となり、1日目の総合8位。
2日目、3回目は2’08.915を記録し4位、4回目は2’08.390で3位となり、2日目の総合3位となりました。
■10月25日(土) ST1000 予選(ドライ)
天候:曇り 気温:20℃ 路面温度:21℃
ST1000クラスの予選は、25日の12:20~12:50の30分間のタイムアタック方式で行われました。
未明の雨で朝は完全に濡れていた路面も、予選開始時にはほぼドライコンディションまで回復。
國峰選手はクリアラップを取るためタイミングを見計らってアタックを開始。
2周目に前方のライダーに引っかかりながらも、2’08.062を記録し、今シーズン3度目のポールポジションを獲得しました。
■10月26日(日) ST1000 決勝レース
ウエット(天候:雨 気温:22℃ 路面温度:21℃)
ST1000クラスの決勝レースは、前日の午後から雨が降り始め、26日の決勝日も朝から雨となりました。
そのためWET宣言が出され、レースは2周減算の10周で行われました。
ポールポジションからスタートした國峰選手は先行を許すも、積極的に前に出てS字でトップを奪い返し、その後リードを拡大。
1周目に後続に1.7秒の差をつけ、2周目には3.5秒とさらに差を広げて快調にトップを走行していましたが、3周目の逆バンクコーナーで痛恨の転倒を喫し、リタイアとなりました。
國峰啄磨コメント
予選・1位 決勝レース・DNF ランキング3位 68.5pt
新体制で迎えた今年最後のレースは、「優勝だけ」を目指し、初日から決勝に向けて全力で準備を進めてきました。
アベレージも無理なく良いタイムで走ることができ、予選では狙い通りポールポジションを獲得。
自分自身で「勝てる状況」を作ることができました。
しかし、決勝では自分の未熟さが出てしまい、転倒でレースを終える結果となりました。
チームや応援してくださった皆さまに、大変申し訳なく思っています。
来年のことはまだ未定ですが、もしチャンスをいただけるなら、この悔しさと今回の経験を力に変え、全力で挑みたいと思います。
これからも変わらぬご声援をよろしくお願いいたします。
そして、今年一年、本当に応援ありがとうございました。

対談動画
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