レース1、レース2ともに表彰台を獲得!
2024 MFJ全日本ロードレース選手権シリーズ 第6戦
SUPERBIKE RACE in KYUSHU
SUPERBIKE RACE in KYUSHU
2024年
9月7日(土):予選・天候:曇り コース:ドライ
9月8日(日):決勝・天候:晴れ コース:ドライ
大分県・オートポリス(1周=4.674km)
観客動員数:8800人(2日間合計)
ST1000レース1(12周)
予選:5番手(タイム:1分51秒378)
決勝:決勝2位
ST1000レース2(14周)
予選:5番手(タイム:1分51秒661)
決勝:決勝3位
2レースとも、予選5番手からのスタート!
全日本ロードレース選手権シリーズは第6戦を大分県のオートポリスで迎え、國峰にとっては久しぶりのレースとなり本格的なシーズン後半戦がスタートとなった。
今シーズンは開幕のもてぎで4位、菅生でDNFと流れを掴めないままでいた。
一年前のオートポリスで表彰台に乗って以来、まる一年結果が出ていない國峰は、ここでよい流れを掴んで後半戦のスタートをきりたいと気合十分。
しかし台風10号の影響で事前テストが中止となり、ぶっつけ本番でのレースとなってしまった。
レースウィークは天候もよく日曜日は真夏を感じるほどの残暑となったが、昨年を上回るレースファンがオートポリスに来場してくれた。
土曜日の公式予選は雲が多かったもの気温も高く、路面温度は50度近くまで上がり、タイヤマネジメントを考えたセットアップを続けた。
オートポリスを得意とする國峰は、一発タイムよりもアベレージタイムを重視しており、予選から手応えを掴んでいた。
九州大会は2レース制となり、公式予選ではベストタイムがレース1、セカンドタイムがレース2のポジションとなる。
フロントローを狙っていた國峰だが、周りのペースが速くレース1、レース2とも、予選は5番手からのスタートとなった。
ファイナルラップは激しい2位争いを制した!
迎えた土曜日のレース1は12周で行われ、スタートで出遅れ1コーナーを7番手で通過するも、オープニングラップは5番手で戻って来た。
4周目にスリップから1コーナーで3番手に浮上すると、5週目には國井選手を捉えて2番手と順位を上げていった。
國峰は1分51秒524と自己ベスト出し、トップの羽田選手を捉える。
羽田選手よりもタイヤ1本分内側のラインを走行し、残り6周の所でトップにたった。
このまま羽田選手を引き離したかった國峰だが、すぐにスリップに入られ1コーナーで抜き返される。
世界を経験してきた羽田選手のレイトブレーキングに、スリップについても中々前に出ることができずにレースはファイナルラップに突入した。
セクションの前半にタイムを出せなかった國峰は後半セクションに勝負をかけようとていた。
一度はトップに出るもののクロスラインをとられ、すぐに抜き返される。
その後、岩戸選手にも抜かれ3位に後退。
國井選手も2位争いのバトルに加わり、國峰、國井選手、岩戸選手がコーナーこどに順位が入れ替わる激しい展開となった。
その後、國井選手をインからかわし2位となった國峰は、最終コーナーを立ちあがりで羽田選手の真後ろにつけるも僅差で悔しい2位となった。
今期2戦とも表彰台に登れなかった國峰にとっては、久しぶりの嬉しい表彰台となり、明日のレース2に向けてよい流れを掴むことができた。
レース2は悔しい3位表彰台!
日曜日最後のレースとなったST1000クラスだったが、土曜日よりも更に気温が上がり14周で争われた。
スタートが課題だという國峰はレース2も出遅れたが、オープニングラップを5番手と昨日と同じ展開となる。
2周目の1コーナーでスリップからの4番手へ、3周目の1コーナーで岩戸選手をかわして3番手に浮上する。
このまま、上位の2台に追いつきたかった國峰だったが、昨日とセットアップを変更したことが裏目に出て、これ以上タイムを伸ばすことができず3位を死守してチェッカーとなった。
オートポリス大会は、レース1が2位、レース2が3位と、2レースとも表彰台を獲得し、ランキング10位から一気に3位に浮上。
シリーズランキングでトップになる可能性はまだゼロではない國峰は残り2レースで巻き返しを狙う。
ST1000ライダー 國峰啄磨コメント
今回も沢山の応援ありがとうございました。
2レースとも表彰台に上がれたことは嬉しかったですが、優勝できずに悔しい結果となりました。
オートポリスは得意なサーキットですし、予選からアベレージタイムが良かったのでチャンスはあると思っていました。
ただ久しぶりにトップ争いをしたことで、冷静さに欠け勝負を急いでしまったことがレース1での敗因で、勝てるレースだったと思います。
レース2に向けて少しセッティングの変更をし、それが合わずに戻したのですがフィーリングが変わってしまいタイムを伸ばせませんでした。
どちらも言い訳になってしまいますが、自分の未熟な所が出てしまいました。
次戦の岡山、次の鈴鹿と、優勝目指して頑張りますので、引き続き応援宜しくお願いします!
対談動画
久しぶりに表彰台に帰って来た國峰選手。
2レースを戦う心境をお話してくれました!