予選2番手も悔しいDNFとなった菅生ラウンド。
2024 MFJ全日本ロードレース選手権シリーズ 第3戦
SUPERBIKE RACE in SUGO
SUPERBIKE RACE in SUGO
2024年
5月25日(土):予選・天候:晴れ コース:ドライ
5月26日(日):決勝・天候:晴れ コース:ドライ
宮城県・スポーツランドSUGO(1周=3.6211km)
観客動員数:8,700人(2日間合計)
ST1000
#3 國峰啄磨
予選2番手(タイム:1分27秒484)
決勝:DNF
マシンも仕上がり好感触で予選2番手!
宮城県・スポーツランドSUGOで全日本ロードレース選手権シリーズ第3戦が開催された。
土日とも風は強かったものの、安定した天候に恵まれ菅生では珍しく2日間気持ちのよい晴天となった。
國峰は前週に行われた公開テストでは、ドライで1時間半しか走行できずウエットでのセッティングを続け、不安を抱えたままウイークへ入った。
前回の、もてぎラウンドではクラッチが滑り、中々納得したタイムが出せなかったが、菅生ラウンドではしっかりとセットアップもでき、ウイークから調子よく進んでいた。
土曜の公式予選では、十分に戦える手応えを感じタイムアタックに入る。
しかし、トップの岩戸選手に、0.353秒及ばず、1'27.484秒で予選2位となるものの、前回のもてぎラウンドでの予選2位とは全く違う感触を掴んでいた。
決勝前の朝フリでは路面温度も低い中、決勝を見据えて調整を進めアベレージタイムもよくマシンも仕上がっていく。
日曜日の12時スタートとなったST1000クラスの決勝レースは天気も良く気温も上がり、國峰は好調をキープしたまま18周のレースに臨む。
ライトラップに無念のハイサイドでDNF。
國峰はスタートで出遅れ、1コーナーを5番手で通過。
本人もスタートをミスして焦りましたと言っていたが、先頭に離されまいと必死に食らいつき、馬の背で2台をパスして、3番手でオープニングラップを戻って来た。
トップは國井選手、2番手に岩戸選手、やや遅れて3番手に國峰が入り、前を走る2台を追走する。
11周目、ついに2番手の岩戸選手をとらえて、岩戸選手、國峰、豊島選手が、3台のパックになり2番手争いとなった。
國峰は13周目、ストレートからの1コーナーで岩戸選手をパスして2番手となる。
豊島選手も岩戸選手をかわし、2番手争いは、國峰、豊島選手、岩戸選手の順になった。
残り3周、岩戸選手が豊島選手をかわし3番手に浮上。
3番手と4番手がバトルしている間に逃げたい國峰だったが、後ろから岩戸選手が迫っていた。
残り2周となったシケインで岩戸選手にインに入られ、アウトに膨らむ國峰。
その隙に4番手の豊島選手にもインに入られ4位に後退する。
ラストラップ4位から1つでも上に上がりたい國峰。
バックストレートで豊島選手のスリップに入り馬の背でインに入った國峰だったが、ハイサイドをしてしまい無念の転倒リタイヤ。
調子がよかっただけに、悔しい結果に終わった菅生ラウンドとなった。
ST1000ライダー 國峰啄磨コメント
新型CBR1000RR-Rにも慣れ、マシンのセットアップも順調だっただけに、悔しい転倒になってしまいました。
今回はスタートをミスして自分の中で焦りながらのレースとなったことで、冷静さに欠けていたのだと思います。
完全に僕のミスですし反省しています。
でも、まだまだ諦めたわけではないですし、マシンの調子もよいので、次戦のオートポリスでは優勝目指して頑張ります。
豊島選手には本当に申し訳ないことをしたと反省していますし、本人にも謝罪に行きました。
また、応援してくれたスポンサー様やファンの皆様には表彰台に上がれず申し訳なく思います。
次戦も頑張りますので応援宜しくお願いします!