開幕戦は予選2番手からスタートするも悔しい4位!
2024 MFJ全日本ロードレース選手権シリーズ 第2戦
SUPERBIKE RACE in MOTEGI
SUPERBIKE RACE in MOTEGI
2024年
4月13日(土):予選 天候:晴れ コース:ドライ
4月14日(日):決勝 天候:晴れ コース:ドライ
栃木県・モビリティリゾートもてぎ(1周=4.801379km)
観客動員数:13,000人(2日間合計)
ST1000
#3 國峰啄磨
予選2番手(タイム:1分49秒494)
決勝:4位
予選は自己ベストを更新して2番手につける!
3月に行われた開幕戦鈴鹿2&4レースから約一カ月のインターバルを経て全日本ロードレース選手権シリーズ第2戦が栃木県・モビリティリゾートもてぎで開催された。
全クラスがそろい本格的なシーズン開幕とも言えるもてぎラウンド。
ST1000クラスの國峰啄磨は、昨シーズンが悔しい終わり方になっただけに、今シーズンはチャンピオンになると、強い意志でもてぎの初戦から精力的にマシンをセットアップしていた。
レースウイークに入り、はじめてニューモデルとなった2024年型Honda CBR1000RR-Rをシェイクダウンしたが、ニューマシンのセットアップは思うように進めることができないでいた。
ウイークは、木曜日の特別スポーツ走行から始まり、金曜日まで、あまり気温は上がらなかったが、土曜日、日曜日と天気もよく日中は汗ばむほどの暑さとなった。
土曜日の公式予選になっても、マシンはまだまだ戦える状態とは言えなかったが、今の自分に出来ることを精一杯やりますと、タイムアタックに入る。
タイヤのオイシイ所を使い、國井選手の後ろについて上手く一発タイムを出すことができ、國峰は苦しい状況の中でも自己ベストを更新。
1分49秒494をマークし2番手につけ、オープニングレースに挑むことになった。
残り2周まで3位を死守するも悔しい4位フィニッシュ!
日曜日の最後に行われたST1000クラスの決勝レースは気温も上昇し汗ばむほどとなった。
しかし、JSBのレースが長引いたこともあり、スタート時間が遅れ気温も下がりはじめる。
ウイーク中、長時間の全開走行が出来なかった國峰は、路面のコンデイションが難しい中15周のレースに臨む。
國峰はスタートでやや出遅れたものの3コーナー2台をパスし3位にポジションを上げる。
レースの序盤にできるだけ前に出たい國峰は、その勢いで2位にポジションを上げ、オープニングラップを戻って来た。
2周目に國井選手が國峰をかわし2番手に浮上し、そのまま2位の作本選手も捉えトップにたつと後続を引き離しにかかる。
離されたくない國峰も必死に追い上げるが、徐々にトップとの差が広がっていく。
2位を走行する作本選手との差も広がる中、國峰の背後には岩戸選手がジリジリとせまっていた。
残り2周まで3位を死守していた國峰だったが、V字コーナーで岩戸選手にパスされ、4番手に下がってしまう。
ファイナルラップでも岩戸選手に一歩届かず、4位で初戦のチェッカーを受けた。
ST1000ライダー 國峰啄磨コメント
今年からCBR1000RR-Rも新型になり、全開走行をしたのが今回はじめてで、実際どんなキャラクターなのかわからないままウイークにはいりました。
マシンのトルクもありパワーは出ていましたが、そこに自分が中々アジャストできずに苦戦していました。
予選では新品タイヤのオイシイ所を使い、國井選手の後ろについて上手くタイムを出すことができ、自己ベストも更新し、2番手を獲得することが出来ました。
その後も決勝に向けてセッティングを進めていましたが、思うようにまとまらず今できる最善を尽くし頑張りましたが、表彰台を逃す形になりました。
最低でも表彰台と思っていたので、ただただ悔しいです。
次戦の菅生に向けての改善ポイントは見つかりましたので、菅生ではこの悔しさをはらして結果を出したいと思います。
菅生でも応援よろしくお願いいたします!