國峰啄磨がトップを快走するも悔しい2位


國峰啄磨
 
 
2022 MFJ全日本ロードレース選手権シリーズ 第7戦
SUPERBIKE RACE in OKAYAMA

2022年
9月17日(土)予選 天候:曇り コース:ドライ
9月18日(日)決勝 天候:曇り・雨 コース:ドライ・ウエット

観客動員数:5050人(2日間合計)
岡山県・岡山国際サーキット 1  3.747km

ST1000
#29 國峰啄磨
予選1番手(タイム:1分32秒166)決勝:2位
 
 

 

國峰啄磨

全日本ロードレース選手権第7戦は、東広島のTOHO Racingにとってホームコースである岡山国際サーキットでの開催となった。

2022年シーズンも今回を含めて残り2戦。

走り込んでいるコースで流れを引き寄せたいところだった。

実際、前週に行われた事前公開テストでは、國峰啄磨が好調で常にトップタイムをマークした。
全日本ロードレース選手権第7戦は、東広島のTOHO Racingにとってホームコースである岡山国際サーキットでの開催となった。  2022年シーズンも今回を含めて残り2戦。  走り込んでいるコースで流れを引き寄せたいところだった。  実際、前週に行われた事前公開テストでは、國峰啄磨が好調で常にトップタイムをマークした。    レースウイーク初日は、真夏のような暑さとなり路面温度も50度近くまで上昇していたが、その中でも國峰は速さを見せ、1回目に1分32秒939を記録しトップ。  2回目は、マシンセットを進めたためタイムは更新できなかったが、まずまずの出だしとなっていた。    土曜日もドライコンディションとなり公式予選では激しいタイムアタック合戦が繰り広げられた。  ST1000クラスのセッションをリードしたのは國峰だった。  セッション序盤のタイヤの状態がいいうちにタイムを出しにいった國峰は、1分32秒166までタイムを縮め、コースレコードでポールポジションを獲得する。


レースウイーク初日は、真夏のような暑さとなり路面温度も50度近くまで上昇していたが、その中でも國峰は速さを見せ、1回目に1分32秒939を記録しトップ。

2回目は、マシンセットを進めたためタイムは更新できなかったが、まずまずの出だしとなっていた。



土曜日もドライコンディションとなり公式予選では激しいタイムアタック合戦が繰り広げられた。

ST1000クラスのセッションをリードしたのは國峰だった。

セッション序盤のタイヤの状態がいいうちにタイムを出しにいった國峰は、1分32秒166までタイムを縮め、コースレコードでポールポジションを獲得する。



決勝日は大型の台風14号が接近しているため、観戦に来られている方やレース関係者が安全に帰宅できるように各クラスの周回数を変更し、1時間前倒しで終えるスケジュールに変更された。

夜のうちに降った雨により朝のウォームアップ走行は濡れている状態で始まった。
國峰啄磨
J-GP3クラスの次となったST1000クラスは、まだまだ路面は乾かず中途半端なコンディションとなっており確認程度のセッションとなっていた。

ST1000クラスは、18周から15周に減算してレースが行われた。



國峰は、ポールポジションから好スタートを切りホールショットを奪うとレースをリード。

アタマ一つ抜け出す形で、高橋選手と渡辺選手という2人のチャンピオンを従えて周回を重ねていく。

しかし、予選まで、いい状態だったマシンに少しの違和感を感じていた。

そのため、思っていたよりもペースを上げることができず、レース終盤になると背後には高橋選手をかわして渡辺選手が迫ってくる。

何とか逃げ切ろうと最後の力を振り絞る國峰だったが、バックマーカーに引っかかり、一気に、その差を縮められてしまう。

そして、残り2周を切った14周目の1コーナーで渡辺選手にかわされ2番手にポジションダウン。

何とか抜き返そうと試みるものの、勝負するところまでいくことができず悔しい2位。

シリーズランキングでは、渡辺選手と同ポイントの暫定トップとなり、鈴鹿最終戦で決着がつくことになった。


 


國峰啄磨コメント


國峰啄磨
 
 

事前テストから公式予選までの、いいフィーリングが決勝では、少し変わってしまっていて、そのコンディションに合わせきれなかったことが敗因です。

たらればですが、バックマーカーがスピードを落として譲ってくれていたのですが、それをうまくかわせなかった場面もあり、それがなければ逃げることができたかもしれません。

チームのホームコースで勝つために努力してきたのに残念な結果になってしまいました。

それも自分の実力不足と反省し、最終戦鈴鹿で勝って終われるように全力を尽くします。